安くて高性能なスマホ10選|選び方とスペックの確認方法
安くて高性能なスマホの選び方
スマホを購入する際、性能と価格のバランスを考えることが重要です。
特に「安くて高性能なスマホ」を求めている場合、どのようなポイントに注目すれば良いのかを解説します。
結論、以下のスペックを満たしているスマホを選べば、普段使いしててストレスに感じることは無くなるでしょう。
無論、全てのスペックを兼ね備えていると高価になってしまうので、元も子もないですが、
最低でも(スペックをベースに安くいい商品を探すのであれば)リフレッシュレートやCPU、メモリは気にすると良いかもです。
カテゴリ | 基準 |
画面サイズ | 6インチ以上 |
解像度 | 1080p以上 |
パネルの種類 | AMOLED推奨 |
ストレージ容量(ROM) | 64GB以上 |
メモリ容量(RAM) | 4GB以上 |
プロセッサ(CPU) | Qualcomm Snapdragon 6シリーズ以上 |
画素数(カメラ) | 高いほど良い(基準なし) |
レンズ枚数(カメラ) | 複数レンズ推奨 |
容量(バッテリー) | 4000mAh以上 |
Hz(リフレッシュレート) | 60Hz以上(120Hz推奨) |
ディスプレイ
ディスプレイは、スマホの使い勝手を大きく左右する要素です。
一般的には6インチ以上の画面サイズが使いやすく、動画視聴やゲームプレイに適しています。
次に、画面解像度も重要です。解像度が高いほど、細部まで鮮明に表示されます。
例えば、1080p以上の解像度を持つスマホは、映像や画像が非常にクリアに見えます。
パネルの種類にも注意を払いましょう。
AMOLEDパネルは発色が良く、消費電力が少ないため、バッテリーの持ちが良いのが特徴です。
一方、液晶ディスプレイに比べてやや高価ですが、画質を重視するならばAMOLEDを選ぶ価値があります。
AMOLEDとは有機EL(OLED)パネルの一種であり、スマートフォンでは2010年発売の「GALAXY S」以来Galaxyシリーズに継続採用されています。
参考:「AMOLED」とは – いまさら聞けないスマートフォン用語
ROMとは
次に、スマホのメモリとストレージ容量について見てみましょう。
ROM(Read Only Memory)はスマホのストレージ容量を指し64GB以上が一般的な目安です。
これにより、多くのアプリや写真、動画を保存することができます。
少ないストレージだと、すぐに容量不足になり、使い勝手が悪くなります。
RAMとは
RAM(Random Access Memory)は、簡単言うとメモリです。
単純なスマホの動作速度に直結します。
メモリは、机の広さだと考えてもらえれば良いです。
机が広げれば、書類を沢山机に広げても快適に全ての書類に目を通して作業ができますよね。
RAMが多いほど、アプリの起動や操作がスムーズになり、複数のアプリを広げてても快適に操作が出来ます。
重たいアプリも楽々で遊ぶこともできます。
最低でも4GB以上のRAMを持つスマホを選ぶことで、複数のアプリを同時に使用しても動作が遅くなることはありません。
メモリ容量が不足するとどうなる?
スマホのメモリ容量が不足すると、動作が不安定になります。
- 動作が極端に遅くなる
- フリーズして(固まって)動かなくなる
- アプリが落ちる
一例として、Xperiaシリーズの最新機種のメモリ容量をまとめました。
メモリ容量 | 動作の目安 | |
---|---|---|
Xperia 1 V | 16GB/12GB | 最新ゲームが高画質で遊べる |
Xperia 5 V | 8GB | |
Xperia 10 V | 6GB | ほとんどのゲームが遊べる |
Xperia Ace III | 4GB | 快適に普段使いできる |
参考:スマホのメモリ容量はどれくらい必要?快適に動作する目安を紹介
CPU
CPUはスマホの脳みそとも言える部分です。
極論、どれだけRAM(メモリ)が良くてもCPUがザコだと全く意味がありません。
スマホのスペック選びは全体のバランスが非常に重要で、CPUだけ良くてRAM(メモリ)がザコでもダメですし、その逆も然りです。
ある程度良いCPUの上に、ある程度良いRAM(メモリ)が入っていることで、快適なスマホ体験を実現できます。
では、コストパフォーマンスを重視しながら、どのくらいのランクのCPUを選べばよいのか、詳しく見ていきましょう。
高性能なCPU:ハイエンドモデル
ハイエンドモデルのスマートフォンに搭載されているCPUは、非常に高い性能を誇ります。
例えば、Snapdragon 8 Gen 3やApple A17 Proなどが該当します。
これらのCPUは非常に高速な処理能力を持っています。
しかし、これらのCPUを搭載したスマートフォンは、価格が非常に高く、10万円を超えることが一般的です。
最新のゲームや高度なマルチタスク処理を頻繁に行うユーザーには最適ですが、日常的な使用にはオーバースペックかもしれません。
中性能なCPU:ミッドレンジモデル
ミッドレンジモデルのスマートフォンに搭載されているCPUは、性能と価格のバランスが取れています。
例えば、Snapdragon 7+ Gen 2やDimensity 8200-Ultraなどがあります。
これらのCPUは、日常的な使用やほとんどのアプリケーション、ゲームにも十分対応できます。
価格も比較的手ごろで6万円程度の範囲で購入できることが多いです。
高い性能を求めつつも、コストを抑えたいユーザーにとっては最適な選択肢と言えます。
おすすめのCPU
もし、コストパフォーマンスを重視してスマートフォンを選びたい場合、ミッドレンジモデルのCPUがおすすめです。
価格と性能のバランスが非常に良く、日常的な使用や多くのアプリケーションに対応できます。
これらのCPUは、価格を抑えつつも十分なパフォーマンスを提供するため、コストパフォーマンスに優れた選択肢と言えるでしょう。
安くて高品質なスマホ一覧
機種名 | CPU | RAM(メモリ) | 価格 |
---|---|---|---|
Pixel 7a | Google Tensor G2 | 8GB | 5.5万くらい |
Xperia 10 VI | Snapdragon 6 Gen 1 | 6GB | 7万くらい |
Pixel 6a | Google Tensor (5nm) | 6GB | 5万くらい |
xperia 5 iii | Snapdragon 888 | 8GB | 5万くらい |
参考:スマートフォン(スマホ)のCPU性能比較表【2024年最新版】
カメラ
スマホのカメラ性能も無視できません。高性能なカメラを搭載したスマホは、日常の写真や動画撮影において非常に便利です。画素数が高いカメラはより詳細な画像を撮影できますが、レンズの枚数やセンサーサイズも重要です。実際に店舗で写真を撮ってみると、そのスマホのカメラ性能がよく分かります。色味の好みやシャッタースピードの速さも考慮して選びましょう。
バッテリー
スマホのバッテリー容量も購入時に考慮すべきポイントです。バッテリー容量が大きいほど、充電の頻度を減らすことができます。特に外出先で頻繁にスマホを使う人には、バッテリー持ちの良さが重要です。長時間の利用に耐えられる4000mAh以上のバッテリー容量を持つスマホを選ぶと安心です。
リフレッシュレート
最後に、リフレッシュレートについても触れておきます。リフレッシュレートとは、画面が1秒間に何回更新されるかを示す指標で、これが高いほど滑らかな映像表示が可能です。例えば、60Hzのリフレッシュレートが標準ですが、120Hz以上のリフレッシュレートを持つスマホは、動画やゲームをより滑らかに楽しむことができます。最近では、60Hzから120Hzまで可変型のリフレッシュレートを持つスマホもあり、使用シーンに応じて最適な設定に自動調整されるため、バッテリーの消費を抑えながら快適に使用できます。
リフレッシュレートが低いと眼精疲労に繋がる?
では、実際にリフレッシュレートが眼精疲労に繋がることはあるのでしょうか。
前述にも述べたように、リフレッシュレートが低いと1秒間の表示回数が少ないので画面のカクつき、すなわちチラツキを感じます。逆にリフレッシュレートが高ければ高速表示なので、チラツキを感じにくいわけです。
年齢や個人差はありますが、70Hz以上であればチラツキは気にならないとされます。
また、チラツキのことを「フリッカー」とも呼びます。フリッカー現象とはざっくりいうと、蛍光灯やLEDといった光源が目に見えない速さで点滅している現象のことです。古くなった蛍光灯ってチカチカしますよね? あれもフリッカー現象の一種です。
フリッカー現象は、眼精疲労や頭痛につながるといわれています。一般的には75Hz以上であれば フリッカーフリー と呼ばれ、チラつきの発生がしづい状態を示します。
最近のスマホでは、60Hz以上のものが増えてきていますが、現状60Hzの液晶画面が多いようです。
特にiPhoneシリーズでは、iPhone13Proが120Hzに対応したと話題になっていましたが、それ以外の端末は全て60Hzのリフレッシュレートになっています。
リフレッシュレート (Hz) | 性能評価 | 備考 |
~59 | 低 | 画面のカクつき、眼精疲労のリスクあり |
60~74 | 中 | 一般的なスマホの標準レベル |
75~119 | 高 | フリッカーフリー、チラつきが発生しづらい |
120~ | 非常に高 | 高速表示、さらに快適な視覚体験 |
安くて高性能なスマホ10選
Xperia 5 III:コストパフォーマンスに優れた高品質スマホ
Xperia 5 IIIは、驚異のパフォーマンスと美しいディスプレイを兼ね備えたスマートフォンです。この端末は最新のSnapdragon 888プロセッサを搭載しており、8GBのRAMと256GBのROMを備えているため、どんなタスクもスムーズにこなせます。動画やゲーム、日常の操作もストレスフリーで楽しめるでしょう。
6.1インチの有機ELシネマワイドディスプレイは、120Hz駆動に対応しており、映画のような美しい映像と滑らかな動きを実現します。これにより、映画や動画をまるで劇場で観ているかのような臨場感で楽しむことができます。また、ソニーのカメラテクノロジーを結集したトリプルレンズカメラが搭載されており、素早く正確なオートフォーカスと多彩な撮影が可能です。プロ並みの写真を簡単に撮影することができ、思い出を美しく残すことができます。
さらに、このスマートフォンは次世代の高速通信5Gに対応しているため、オンライン動画やゲームも快適に楽しめます。防水・防塵仕様となっているため、どんな環境でも安心して使用できます。雨の日でも、アウトドアでも、スマホの故障を気にせず使えるのは大きな安心です。
Xperia 10 VI:高品質と手頃な価格を両立したスマホ
Xperia 10 VIは、コストパフォーマンスを重視しながらも、品質を妥協しないスマートフォンです。このSIMフリーモデルは、最新のSnapdragon 6 Gen 1 Mobile Platformを搭載しており、6GBのRAMと128GBのストレージを備えています。これにより、快適な操作感とスムーズなマルチタスクが可能です。
このスマホの最大の魅力の一つは、その大容量バッテリーです。5000mAhのバッテリーを搭載しており、1日中使用しても電池残量は50%以上を維持できます。これにより、2日間充電なしでも安心して使用することができ、長時間の外出時でもバッテリー切れの心配がありません。
さらに、約6.1インチの有機ELトリルミナスディスプレイは、2520×1080のFHD+解像度を誇り、鮮やかで美しい映像を楽しむことができます。フロントステレオスピーカーの進化により、リアルでクリアな音を提供し、有機ELディスプレイとの相乗効果で、まるで映画館にいるかのような臨場感を味わうことができます。
また、Xperia 10 VIは防水・防塵仕様であり、耐久性にも優れています。Corning Gorilla Glass Victusを採用しているため、ディスプレイが傷つきにくく、日常の使用での安心感を提供します。キッチンやアウトドアでも、水やほこりを気にせず使えるタフな設計が魅力です。
カメラ性能も見逃せません。2つのレンズで3つの倍率(0.6倍、1.0倍、2.0倍)に対応し、望遠撮影時でも画質の劣化がない光学2倍ズームを実現しています。これにより、遠くの被写体も美しく撮影でき、思い出を鮮明に残すことができます。
Google Pixel 7a:高機能とコストパフォーマンスを両立
Google Pixel 7aは、最新のAndroid 13.0オペレーティングシステムを搭載し、128GBのストレージを持つSIMフリースマートフォンです。このスマホは、6.1インチのフルスクリーンディスプレイを備えており、Corning Gorilla Glass 3によるカバーガラスで保護されています。画面解像度は429 PPIで、鮮やかでクリアな映像を楽しむことができます。
Pixel 7aのカメラ性能も優れており、背面には64メガピクセルのカメラが搭載されています。このカメラは、最大8倍の超解像ズームに対応しており、光学式および電子式の手ぶれ補正機能を備えています。また、13メガピクセルのウルトラワイドカメラも搭載しており、広角撮影が可能です。前面カメラは13メガピクセルで、ウルトラワイド画角の95°でセルフィー撮影も楽しめます。
バッテリーは4,385mAhの大容量で、24時間以上の駆動時間を誇ります。また、スーパー バッテリー セーバー モードを使用することで、最大72時間の駆動が可能です。急速充電やQi認証済みのワイヤレス充電にも対応しており、充電の手間がかかりません。
セキュリティ面でも優れており、ディスプレイ内蔵の指紋認証センサーや顔認証、パターン、PIN、パスワードでの認証が可能です。これにより、デバイスの安全性が確保されています。
Google Pixel 6a:手頃な価格で高性能を実現
Google Pixel 6aは、Android 13.0を搭載したSIMフリースマートフォンで、128GBのストレージ容量を持っています。このデバイスは6.1インチの画面を備え、最新の機能と快適なユーザー体験を提供します。
Pixel 6aのRAMは6GBで、複数のアプリケーションを同時に実行してもスムーズに動作します。さらに、SIMロック解除済みなので、通信キャリアを自由に選べるのが大きな魅力です。価格は税込み49,980円で、Amazonの翌日配送サービスを利用すれば、迅速に手元に届きます。
このスマホのディスプレイは、明るく鮮明で、動画やゲーム、ウェブブラウジングをより楽しむことができます。バッテリー持ちも良く、長時間の使用にも耐えられる設計です。
カメラ性能も申し分なく、背面カメラは高解像度で美しい写真を撮影できます。特に、夜景モードやポートレートモードなど、多彩な撮影機能を備えており、どんなシーンでも満足のいく写真が撮れます。
この製品はAmazonでの評価も高く、12個の評価で3.9の星を獲得しています。また、安心して購入できるよう、未開封・未使用品であれば商品到着後30日以内の返品も可能です。
Google Pixel 6aは、最新のAndroid OSと十分なストレージ容量を備え、快適なスマートフォン体験を求める方にとって、コストパフォーマンスに優れた選択肢となるでしょう。このスマートフォンで、日常の様々なシーンをより便利に、そして楽しく過ごしてください。
まとめ
カテゴリ | 基準 | 注意点 |
画面サイズ | 6インチ以上 | 画面サイズが大きいと、視認性が良くなり、作業やエンターテイメントが快適になります。ただし、大きすぎると持ち運びが不便になることも考慮してください。 |
解像度 | 1080p以上 | 解像度が高いと、画像やテキストが鮮明に表示されます。1080p(フルHD)以上を推奨しますが、さらに高解像度(QHDや4K)も検討する価値があります。 |
パネルの種類 | AMOLED推奨 | AMOLEDは鮮やかな色彩と深い黒色が特徴で、バッテリーの消費も抑えられます。ただし、価格が高くなる傾向があります。 |
ストレージ容量(ROM) | 64GB以上 | ストレージ容量が大きいほど、多くのアプリやデータを保存できます。64GB以上を推奨しますが、128GBや256GBも検討すると良いでしょう。 |
メモリ容量(RAM) | 4GB以上 | RAMは作業机のイメージ。多ければ多いほど、多くのアプリを同時に快適に使用できます。4GB以上を推奨しますが、6GBや8GBもおすすめです。 |
プロセッサ(CPU) | Qualcomm Snapdragon 6シリーズ以上 | CPUの性能が低いと、全ての動作に影響を与えます。具体的には、Snapdragon 600シリーズ以上のオクタコアプロセッサを推奨します。例えば、Snapdragon 665、678、690などです。これらのCPUは日常的な使用において十分なパフォーマンスを提供し、バッテリー寿命も比較的長いです。 |
画素数(カメラ) | 高いほど良い(基準なし) | カメラの画素数が高いと、より詳細な写真を撮影できますが、センサーの質やソフトウェアの処理も重要です。 |
レンズ枚数(カメラ) | 複数レンズ推奨 | 複数のレンズがあると、広角撮影やズーム機能など、さまざまな撮影シナリオに対応できます。 |
容量(バッテリー) | 4000mAh以上 | バッテリー容量が大きいほど、長時間使用できます。4000mAh以上を推奨しますが、5000mAh以上のモデルも検討すると良いでしょう。 |
Hz(リフレッシュレート) | 60Hz以上(120Hz推奨) | リフレッシュレートが低いと、画面がカクカクして遅く感じられることがあります。60Hz以上を最低基準とし、滑らかな操作感を求めるなら120Hzを推奨します。 |