【インボイス制度・電子帳簿保存法対応】おすすめスキャナー10選
- 2024年から電子帳簿が義務化！
- 電子帳簿保存法とは
- 電子帳簿保存法対応スキャナーおすすめ10選
- 【毎分50面の高速スキャンができるスキャナー】DS-360W
- 【コンパクトで持ち運び可能なスキャナー】ES-50
- 【激安の電子帳簿保存法対応スキャナー】CanoScan LiDE 400
- 【外出時でも電子帳簿保存法に対応したスキャンが可能】ScanSnap iX100
- 【50枚まで連続スキャンできる】imageFORMULA DR-C230
- 【高解像度で高速な読み込みが可能な電子帳簿保存法対応スキャナー】DS-1630
- 【電子帳簿保存も写真保存にもおすすめ】FF-680W
- 【見開き資料もきれいにスキャン】PSC-12UF
- 【毎分70面の高速スキャンが可能】DS-571W
- 【1分間に80面の高速スキャンが可能】ADS-4300N
2024年から電子帳簿が義務化！
電子帳簿保存法の改正により、2024年1月1日から電子取引に関するデータの電子保存が完全に義務化されました。これにより、電子メールで受領した請求書や領収書、ウェブサイトからダウンロードした取引明細など、電子的に受け取った取引情報は、紙に印刷して保存することが認められず、電子データのまま保存する必要があります。
この義務化は、企業規模や業種を問わず、すべての事業者が対象となります。電子データの保存に際しては、データの真実性を担保するための措置（タイムスタンプの付与や適切なシステムの利用など）や、必要な検索機能の確保が求められます。
電子帳簿保存法とは
電子帳簿保存法は、日本の企業や個人事業主が帳簿や取引情報をデジタル形式で保存する際の規定を定めた法律です。これは、税務調査や監査に必要な情報を電子化して管理するためのもので、紙での保存が不要となり、効率的なデータ管理と業務のペーパーレス化を促進する狙いがあります。特に、取引先との間で発生する請求書や領収書、発注書などのデータが対象となり、電子データでの保存が可能となることで、経理処理の簡便化や保存スペースの削減が期待されています。
この法律には、保存すべき帳簿データの改ざんを防ぐための条件が設けられており、例えば、データのタイムスタンプやアクセス履歴の記録、電子署名など、一定のセキュリティ要件が必要です。また、保存されたデータが容易に検索・閲覧できるように、日付や取引先名での検索機能や、定められたフォーマットでのデータ出力が求められます。こうした要件を満たすことで、紙の原本を保管することなく、電子データのみでの保存が認められるようになっています。
電子帳簿保存法の対象となるデータには、帳簿類、決算関係書類、取引先から受け取る領収書や請求書といった証憑類が含まれ、デジタルで管理することで税務調査への対応が容易になる利点があります。さらに、電子データでの保存により、保存業務の負担軽減や業務効率の向上、ペーパーレス化の促進に寄与するため、多くの企業が導入に向けてシステム対応を進めています。
インボイス制度と電子帳簿保存法の関係
インボイス制度と電子帳簿保存法は、どちらも企業や事業者が取引情報を適切に保存し、税務処理を透明かつ効率的に行うことを目的としていますが、それぞれ異なる役割と要件を持っています。インボイス制度は消費税の仕入税額控除に関わる制度で、電子帳簿保存法は帳簿や取引データのデジタル保存方法に関する法律です。この2つは密接に関係しており、インボイス制度の導入によって、電子帳簿保存法の活用がより重要となっています。
インボイス制度の概要と必要な保存要件
インボイス制度では、課税事業者が発行する「適格請求書（インボイス）」が仕入税額控除の要件となります。これにより、取引先から受け取るインボイスを正確に保存し、消費税申告時に利用することが求められます。適格請求書には、発行事業者の登録番号や税率ごとの金額・消費税額などが明記されるため、従来の請求書以上に詳細な情報が記録されます。
電子帳簿保存法によるインボイスのデジタル管理
電子帳簿保存法は、取引情報をデジタルデータで保存するための法律で、電子インボイスも含め、デジタル化されたインボイスを適切に保存・管理するためのガイドラインを提供します。インボイス制度によりインボイスの保存が義務化されたため、電子帳簿保存法を活用してデジタル保存を行うと、保存業務が効率化され、帳簿管理が容易になります。電子データでインボイスを保存する場合、タイムスタンプの付与や検索機能の確保といった要件を満たすことで、紙での保管が不要になります
インボイス制度、電子帳簿保存法の連携による業務効率化
インボイス制度が導入されることで、企業は膨大なインボイスを管理しなければならなくなり、電子帳簿保存法の活用がその負担軽減に役立ちます。例えば、電子帳簿保存法の要件を満たした会計ソフトや電子インボイス対応のシステムを導入することで、インボイスの自動保存や検索機能が可能となり、税務調査や監査にも迅速に対応できるようになります。これにより、ペーパーレス化が進み、業務効率も大幅に向上します。
免税事業者への影響と電子帳簿保存法のメリット
インボイス制度は課税事業者がインボイスを発行することを前提としていますが、免税事業者がインボイスを発行できないことから、取引先への影響も懸念されています。そのため、課税事業者に移行する免税事業者が増える可能性があり、それに伴って電子帳簿保存法の導入が促進されると考えられます。特に、電子帳簿保存法を活用することで、保存業務や税務処理の効率化が図れ、電子インボイスを管理するシステムの導入が推進されるでしょう。
紙で受領した書類を電子帳簿に残すことで、原本の保存が不要に
電子帳簿保存法における「スキャナ保存制度」は、紙で受領・作成した国税関係書類をスキャナやデジタルカメラで電子データ化し、適切な要件を満たすことで紙原本の保存を不要とする制度です。これにより、書類の保管スペース削減や業務効率化が期待できます。
スキャナ保存の対象書類
スキャナ保存の対象となるのは、請求書、領収書、契約書、納品書などの取引関係書類です。ただし、決算関係書類や仕訳帳、総勘定元帳などの帳簿類は対象外となります。
スキャナ保存の要件
スキャナ保存を行うには、以下の要件を満たす必要があります：
解像度とカラー要件
200dpi以上の解像度で、カラー画像（赤・緑・青それぞれ256階調以上）での読み取りが求められます。
タイムスタンプの付与
スキャン後、速やかにタイムスタンプを付与するか、訂正・削除ができないシステムで保存する必要があります。
検索機能の確保
取引年月日、取引金額、取引先名で検索できる機能を備えたシステムで保存することが求められます。
スキャナ保存の導入のメリット
スキャナ保存を導入することで、紙の書類を電子データ化し、保管スペースの削減や検索性の向上、業務効率化が図れます。ただし、法令で定められた要件を満たす必要があるため、適切なシステムの導入や運用体制の整備が重要です。
電子帳簿保存法対応スキャナーおすすめ10選
【毎分50面の高速スキャンができるスキャナー】DS-360W
エプソンのスキャナー「DS-360W」は、電子帳簿保存法に対応した便利なモデルで、ビジネスシーンでの帳簿や取引書類のデジタル化に最適です。このスキャナーは、毎分25枚（両面50面）という高速スキャンを実現し、USB接続による充電とWi-Fi機能を備えているため、オフィスはもちろん、外出先でも電子帳簿のスキャンが可能です。
さらに、電子帳簿保存法の要件を満たすために、解像度200dpi以上でスキャンでき、必要なタイムスタンプや検索機能と組み合わせることで、電子データとして正確かつ効率的に保存ができます。書類をスムーズにスキャンできる設計も特徴で、オフィスのペーパーレス化を支援するアイテムです。
このように、DS-360Wは電子帳簿管理に欠かせないスキャナーであり、書類の電子化による作業効率の向上に貢献するため、現代のビジネスに理想的な選択肢といえます。
【コンパクトで持ち運び可能なスキャナー】ES-50
エプソンの「ES-50」は、電子帳簿管理に適した軽量コンパクトなスキャナーで、ビジネスや家庭での書類デジタル化にぴったりのモデルです。USBケーブル1本で動作するため、電源を気にせずどこでも使用でき、電子帳簿のためのスキャナーとして、場所を選ばずに書類のスキャンが可能です。
最大600dpiの解像度でA4サイズまでのドキュメントを高精細に取り込むことができ、領収書や請求書、契約書などの電子帳簿対応に必要な書類も、すばやくデジタル化できます。また、専用ソフトウェア「Epson ScanSmart」との連携で、スキャンしたデータの保存や編集が簡単になり、電子帳簿保存法の要件に対応するファイル管理もスムーズです。
このES-50は、シンプルな操作と使いやすさを備えたスキャナーで、電子帳簿保存を効率的に進めるための心強いツールとしておすすめです。
【激安の電子帳簿保存法対応スキャナー】CanoScan LiDE 400
Canonの「CanoScan LiDE 400」は、電子帳簿管理に便利な高解像度スキャナーで、コンパクトなデザインが特徴です。このスキャナーは、最大4800dpiの高精細スキャンを実現し、領収書や契約書、その他の帳簿関連の書類を鮮明にデジタル化できるため、電子帳簿保存に適しています。
USBケーブル1本で電源供給とデータ転送ができ、設置場所を問わず、パソコンと簡単に接続して使用可能です。さらに、スキャナーのカバーが上下に動く「Zリフト」機構により、厚みのある本や冊子もスキャンでき、電子帳簿管理用の様々な資料をしっかり取り込めます。
また、付属のソフトウェアを使えば、電子帳簿の要件に対応する形式でデータを保存したり、編集したりすることも簡単です。CanoScan LiDE 400は、日常の書類整理や電子帳簿のスキャナーとして、オフィスや家庭で役立つ一台です。
【外出時でも電子帳簿保存法に対応したスキャンが可能】ScanSnap iX100
富士通の「ScanSnap iX100」は、電子帳簿管理にぴったりの軽量コンパクトなスキャナーで、外出先でも活用できるモバイルタイプが魅力です。このスキャナーは、最大600dpiの解像度で、領収書や請求書、契約書といった電子帳簿の対象書類を鮮明にデジタル化し、スキャン後は直接クラウドやデバイスに保存できるため、データ管理が簡単に行えます。
Wi-Fi機能とUSB充電バッテリーを内蔵しているため、パソコンやスマートフォンとワイヤレスで接続でき、電子帳簿のスキャンが場所を問わず可能です。さらに、コンパクト設計でカバンにすっきり収まり、持ち運びにも便利です。専用ソフトでのデータ管理も容易で、電子帳簿保存法の要件に合わせた形式で保存でき、帳簿データの検索や整理もスムーズに進みます。
ScanSnap iX100は、手軽に電子帳簿を管理したいビジネスパーソンにとって、理想的なスキャナーです。
【50枚まで連続スキャンできる】imageFORMULA DR-C230
Canonの「imageFORMULA DR-C230」は、電子帳簿保存に最適な高性能スキャナーで、オフィスの書類管理を効率化します。このスキャナーは、1分間に片面30枚、両面60面の高速スキャンが可能で、大量の帳簿や取引書類を短時間で電子データ化するのに非常に便利です。
DR-C230は、50枚まで連続でスキャンできる自動原稿送り装置（ADF）を搭載しており、複数ページの書類もスムーズに処理します。電子帳簿保存法の要件に対応するために、画像の傾き補正やサイズ自動認識、カラー・モノクロの自動判別機能も備えており、効率的で精度の高いデータ管理が可能です。
また、USB接続でパソコンと簡単に接続でき、専用ソフトでスキャンしたデータを迅速に整理・保存できます。imageFORMULA DR-C230は、オフィスの電子帳簿管理を手軽に進めたい企業にとって、信頼性の高いスキャナーです。
【高解像度で高速な読み込みが可能な電子帳簿保存法対応スキャナー】DS-1630
エプソンの「DS-1630」は、電子帳簿保存に対応した便利なフラットベッドタイプのスキャナーで、オフィスや家庭での多様な書類のデジタル化に最適です。このスキャナーは、1200dpiの高解像度を備え、写真や契約書、領収書などの電子帳簿対象書類を鮮明にスキャンできるため、データの品質を重視する方におすすめです。
DS-1630は、50枚までの連続スキャンが可能なADF（自動原稿送り装置）も搭載しているため、複数ページの帳簿や書類もスムーズに処理できます。さらに、検索や管理が容易な電子データとして保存できるので、電子帳簿保存法の要件を満たしながら、効率的なドキュメント管理が可能です。
USB接続で簡単にセットアップでき、スキャン後は専用ソフトを使ってデータ整理ができるため、電子帳簿をスムーズに管理したいユーザーにとって非常に便利なスキャナーです。DS-1630は、日々の書類整理や電子帳簿のデジタル化に理想的な一台です。
【電子帳簿保存も写真保存にもおすすめ】FF-680W
エプソンの「FF-680W」は、電子帳簿保存に適した高速フォトスキャナーで、特に写真や領収書、その他の帳簿関連書類のデジタル化に役立つモデルです。このスキャナーは、最大36枚の写真や書類を一度にセットして連続スキャンできるため、大量の書類も短時間で電子化できます。L判の写真なら1秒ほどでスキャンできる高速性能が特徴で、電子帳簿管理においても効率よく作業が進められます。
FF-680WはWi-Fi接続にも対応しており、PCやスマートフォン、タブレットなど、さまざまなデバイスに直接スキャンデータを送信できます。また、エプソンの専用ソフトウェア「Epson ScanSmart」と連携することで、電子帳簿の要件に合わせたデータ保存ができ、クラウドにも簡単に保存できるため、検索・管理もスムーズです。
さらに、退色補正機能を搭載しているので、古い写真や劣化した書類もきれいにデジタル保存できます。FF-680Wは、電子帳簿保存法の要件を満たしつつ、書類のデジタル化を効率化する理想的なスキャナーです。
【見開き資料もきれいにスキャン】PSC-12UF
サンワサプライの「PSC-12UF」は、電子帳簿管理に適したA3サイズ対応のフラットベッドスキャナーで、大型の帳簿や図面、写真のデジタル化に最適です。このスキャナーは、最大1200dpiの高解像度を備え、領収書や契約書など電子帳簿保存が必要な書類を細部まで鮮明にスキャンできるため、重要な書類を高品質に保存できます。
PSC-12UFは、厚みのある本や冊子もスキャンしやすい可動式カバーを搭載しており、幅広い書類サイズや形状に対応しています。自動的に影を軽減し、綴じ目近くまでしっかりスキャンできるため、電子帳簿としての保存データの品質を確保できます。また、WindowsとMacに対応しており、さまざまな環境で電子帳簿管理が可能です。
USB接続でPCと簡単にセットアップでき、専用ソフトでスキャンデータをPDFやJPEG形式に変換できるため、電子帳簿の検索や編集も手軽に行えます。PSC-12UFは、電子帳簿保存を効率的に進めたい方にとって、信頼性の高いスキャナーです。
【毎分70面の高速スキャンが可能】DS-571W
エプソンの「DS-571W」は、電子帳簿管理に最適な高性能スキャナーで、ビジネス文書や領収書、契約書などを効率的にデジタル化できます。このスキャナーは、片面で毎分35枚（両面で70面）の高速スキャンが可能で、大量の帳簿書類を短時間で処理できるため、業務効率が大幅に向上します。
DS-571WはWi-Fi対応で、無線接続によりパソコンやスマートフォン、タブレットにスキャンデータを直接送信でき、電子帳簿保存において便利です。また、USB接続にも対応しており、設置環境に応じた柔軟な使用が可能です。専用のソフトウェア「Epson ScanSmart」を使えば、スキャンしたデータを簡単に整理・保存でき、電子帳簿保存法の要件に適した形式でのデータ管理もスムーズに行えます。
さらに、カラー・モノクロの自動判別や画像の傾き補正機能を備え、電子帳簿として保存する際に高品質なデータが確保されます。DS-571Wは、ペーパーレス化を目指すビジネスにおいて、電子帳簿のスキャナーとして信頼性の高い選択肢です。
【1分間に80面の高速スキャンが可能】ADS-4300N
Brotherの「ADS-4300N」は、電子帳簿管理に最適なネットワーク対応のドキュメントスキャナーで、大量の帳簿や書類を効率的にデジタル化できる高性能モデルです。このスキャナーは、毎分40枚（両面で80面）の高速スキャンが可能で、ビジネスシーンでの帳簿や契約書、領収書のデジタル化に大いに役立ちます。
ADS-4300Nは、Ethernet接続に対応しており、ネットワーク上で複数のデバイスから共有ができるため、オフィス全体で電子帳簿の管理を効率的に行うことが可能です。さらに、USB接続にも対応しているため、柔軟な使用が可能です。また、検索機能やデータ管理を支援する専用ソフト「Brother iPrint&Scan」により、電子帳簿保存法に対応した形式でデータを整理・保存でき、簡単に必要な情報を探し出せます。
スキャン中に画像の傾きを自動で補正する機能やカラー・モノクロの自動判別機能も搭載しているため、電子帳簿としての保存データの品質が確保されます。ADS-4300Nは、ペーパーレス化を進める企業にとって、電子帳簿のスキャナーとして信頼性の高い選択肢です。
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